2013年4月20日土曜日

4/20 春のボカシ作り




 
4月20日(土)朝 7時30分~JAわのうち低温倉庫の前でボカシ作りを行いました。春とは名ばかりで、とても寒い日でしたが籾殻、米ぬか、EM液、発酵促進剤のテラをかき混ぜる作業をし完成させるころには体中から汗が出るくらいでした。 ボカシを完成させた方から、理事長手作りぼたもちをいただきました。甘すぎることなくやさしい甘さでさっぱりしたお味でした。朝から美味しいものが頂けラッキー♪
 
今日作ったボカシは、約1ヶ月間ほど、新品のビニール袋に入れて空気を遮断してそのままおいて置く。甘酸っぱいにおいがきつくなったら発酵はOKです。外でしっかり干して水分がなくなったらボカシの完成です。
 
 
自分で作ってみたい方は下記を参考にしてください。
 
        ※ボカシの作り方
これはいろいろな方法がありますが私たちが現在作っています割合でお答えさせて頂きます。
  米ぬか・・・・・・・・・・20kg   又は、(30kg)
    モミガラ・・・・・・・・・・7kg     又は、(4kg)
    EM液・・・・・・・・・・200cc
    糖蜜・・・・・・・・・・・200cc
    水(地下水又は池、川の水)6リットル
  以上の材料をよく攪拌し密閉容器(穴の開いていない新しいビニール袋でも良い)で約1ヶ月ほど熟成させ、その後完全に乾燥させる。20畳分くらいに広げて完全に乾燥させるのがポイントです。乾燥状態が悪いとウジやカビの原因になります。
 
   白い生ごみ処理バケツは、今年から1,000円の助成金が出ますので、ボカシを1,2kg付けて1,500円で販売しています。このバケツは、ボカシが必要です。ボカシが十分供給されないと生ごみ処理を継続することは困難です。ボカシが手軽に供給されれば使用できますがボカシが手に入りにくいようでしたらこのバケツ使用には無理があります。輪之内町では自分で使うボカシを自分で作れば無料です。ぜひ各地区のボカシ作りにご参加ください。買えば3,500円位のボカシが、春と秋 2回分の材料を無料で提供されます。
 
③生ごみを入れてボカシをかけたバケツから出る液肥は、1,000倍に薄めると野菜や、花、庭木などにかけることが出来ます。野菜は元気に育ち、花の色はとても鮮やかです。そのほか原液は、トイレの便器から浄化槽に流せば、臭いを和らげることができます。また流し台から直接排水口へ流していただければ配水管パイプや排水路のヘドロを少なくし川の水の浄化に役立ちます。漬物のようなすっぱい臭いがしますので、気になる方は家族が近くにいない時間帯を選んで流してください。
 
 
    生ごみ処理に輪之内町では、ボカシを使っていますが、生ごみ処理方法はいろいろありますので各家庭に合った方法を探してみて下さい。わからない方は、エコドームへご相談ください。
    ボカシ処理した生ごみは、土地がないと各家庭で処理するのは無理です。4人家族でしたら、3畳ぐらいあれば1年間の生ごみが処理できます。自分で処理が無理な方はエコドームへお持ちください年中(12/31~1/4は、休み)引き受けています。
    私たちがお勧めする野菜を作りながら生ごみ処理をするには、10坪位あると理想です。
    土地が限られている世帯の方はやはり処理機などに頼られる方が無難でしょう。
    それから野菜くずや雑草などを埋めるときは、乾燥状態よりも生の方が発酵しやすいのでボカシをかけて土を混ぜその後、空気を遮断するため十分土をかけられると良いでしょう。冬場は分解に日数がかかりますので土地が限られている世帯にはお勧めできません。もちろんポリ容器(コンポスト)に入れることなどもあまりお勧めしません。
    野菜くずや雑草などにかけた糠などが、固まっているとウジが発生しやすくなります。必ず野菜くず、雑草、糠(あればボカシが理想です)と土をよく混ぜてから、土を深くかけて下さい。夏場ですと1530日で分解が進みふかふかの土に変わっています。
    このふかふかの土は、もぐらとか、みみずなどがたくさんすむことができる健康な土となります。
    土に新しい空気が入るように野菜くず、生ごみ、雑草などと糠、ボカシなどを埋めたところは、深く土をかける前に必ず土を混ぜ込んで空気を送り込み野菜くず、雑草、生ごみなど固まっていないようにして下さい。全体に土が混ざっていると土の中の微生物が分解を助けて早くふかふかの土にします。埋めた生ごみ等が固まっているとウジがわく原因になります。

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